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2006年11月02日
「イチョウ精子発見」の検証「平瀬作五郎の生涯」
世界的偉業が、なぜ視界から消えてしまったのか?
わずかな資料を丹念に辿りながら、“消えた事実”を再現。明治草創期の東大植物学教室の光と影あざなえる人間模様を活写する。
- 「イチョウ精子発見」の検証
「平瀬作五郎の生涯」 - 本間 健彦著
<価格2415円>ISBN: 478770415X
新刊
「イチョウ精子発見」の検証「平瀬作五郎の生涯」本間健彦著
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- 「イチョウ精子発見」の検証
「平瀬作五郎の生涯」 - 本間 健彦著
<価格2415円>ISBN: 478770415X - 株式式会社 新泉社
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著者より
平瀬作五郎は日本の近代の<夜明け前>の時代を生きた世代だった。現代日本の出発点となった日本の近代とはどんな時代だったのだろうか?日本の近代はどのように形成されてきたのだろうか?
平瀬作五朗の実像に少しでも迫ろうと関連の資料を蒐集し、目を通していると、日本の近代の「光と影」がくっきりと浮かびあがってきて、そのなかで作五郎が懸命に生きる姿も蘇えってくるのだった。思えば、平瀬作五郎の「イチョウ精子の発見」も、その業績が封印されるのも、日本の近代の所産だったのである。
本書「解説」より>
平瀬作五郎の「イチョウ精子発見」は、近代化を図ろうとしていた明治の日本から最初に世界に発信した、たんに植物学の分野の事績ではなく、自然科学のなかでも世界に誇れる大発見だったはずなのです。 それなのになぜ国全体で誇るということをしなかったのか?なぜ「黙殺」されたかのように見捨てられてきたのか?
いろいろ推理も入っているようですが、埋もれかけていた平瀬作五郎の歩みと業績を、数少ない関連資料や膨大な周辺資料を駆使して推理小説のように謎解きするかたちで再発掘している。 著者の平瀬像は、「なるほどそういう見方もあるのか」と、私は原稿を読ませてもらって非常におもしろかった。 本書は専門書でも、偉人伝でもない。あえて新ジャンル名を付けるとすれば「推理ノンフイクション」とでもいえるのではないか。ともかく、知的好奇心をかきたててくれる好著です。
- 堀 輝三(ほり・てるみつ)
- 理学博士 筑波大学名誉教授
目次
- 序.ミッシング・リンクの謎解き
- 1.維新の青春像と青雲の志
- 2.洋画・図画教育の『夜明け前』
- 3.東京大学草創期の光と影
- 4.イチョウ精子発見の栄光と受難
- 5.南方熊楠との共同研究に賭けた在野魂
- あとがき・二億年の生命への敬虔と讃歌
- 解説:堀 輝三(ほり・てるみつ)理学博士 筑波大学名誉教授
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