第104号(2010年2月〜3月)
104号目次
*連載
●書かれなかった遺書H「山下勇三------心やさしき反逆者」 矢崎泰久
●シティライツ・ノート「フォークソングの吟遊詩人・高田渡の勇み足」 本間健彦
●流れる雲に似て 23 「流しの画家として再スタート」 安住孝史
●ひらく本ひらく世界 21 「1920ローマ------東京大飛行」 神田真理子
●俳句散策帖 40 「私の私の愛誦句(二十六)」 丹沢亜郎
●かげろう日記 25 「住んできた町たち その三)」 仲田修子
●草森本詣で 4 「少女の墓碑銘として書かれた短編集」 渡部幻
●田舎電車に乗ろう 20 「温泉場修善寺行き駿豆線」 伊達哲也
●人と街と建築 21 「旧根岸競馬場」 上山恵三
●俺たちに明日はあるのか 40 「おむすびころりん」(後編) 小見憲
*フォトコラム
●「ときどき犬目線。」 アビコノコ
*表紙画・巻頭言(三橋乙揶)
夕暮れも 新しきかな 年始め
さて、年が明けた。
とは言っても、年ごとに新年の趣は薄れ、
只々身辺の諸々や大切な時間が、何事も無かっ
た様に通り過ぎて行くだけだ。
街は相変わらず慌ただしく時を繰っている。
行き交う雑踏にまぎれて、何もかもが急ぎ足。
私の不景気風も当分止む気配はない。
しかし、こうして今生きて新しい年を迎えられるだけでも、
これは幸せな事じゃないだろうか。
そして、何とか生き延びて来たと云う、その事に感謝するほかは無い。
