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第103号(2009年12月〜2010年1月)

103号目次

*連載

●書かれなかった遺書G「伊丹十三――完璧主義の天才の悲劇」 矢崎泰久
●流れる雲に似て 22 「父の死」 安住孝史
●ひらく本ひらく世界 20 「戦前の小学生の毛筆作品、イタリアで発見」 神田真理子
●草森本詣で 3 「エロスの探求者」 渡部 幻
●俳句散策帖 39 「私の愛誦句(二十五)」 丹沢亜郎
●かげろう日記 24 「住んできた町たち その二」 仲田修子
●人と街と建築 20「アデレード・モゼリー広場」 上山恵三
●田舎電車に乗ろう 19「全線わずか5・7キロの流鉄電車」 伊達 哲也
●俺たちに明日はあるのか 39 「おむすびころりん」(中篇) 小見憲

*フォトコラム 

●「しばしたたずむ」 アビコノコ

*表紙画・巻頭言(三橋乙揶)

虫の音も やがて遠のき 卓下かな

振り返る暇もなく、通りすぎてゆく時の流れに
ただあきれるばかり。
見上げれば曇り空。
遠く山並みの向こうに、今日がまた沈んでゆく。
「人生の夕暮れ」にはまだ少し時間がある!
言い聞かせては時を繰る毎日。
だが待てよ!
変わり行く景色達が、こんなにも優しげに見えるなんて、こんなにも愛おしく思えるなんて。
それはもちろん、歳をとるとはそういう事だが、
まあ良いじゃないか!
まだまだ面白い事がありそうだもの。
生きていればこそ!


日時: 2010年02月09日 10:58