第102号(2009年10月〜11月)
102号目次
*連載
●書かれなかった遺書F「本田靖春――生涯、社会部記者の誇り」 矢崎泰久
●シティライツ・ノート「中山千夏さんの新著『幸子さんと私』に見る娘と母親の葛藤」 本間健彦
●流れる雲に似て 21 「パリからスペインへ」 安住孝史
●ひらく本ひらく世界 19「小説『こころ』の闇 第9章 活字の中の不在(その二)」 神田真理子
●草森本詣で 2 「草森紳一の『子供の場所』」渡部 幻
●俳句散策帖 38 「私の愛誦句(二十四)」 丹沢亜郎
●かげろう日記 23 「住んできた町たち その一」 仲田修子
●人と街と建築 19「シンガポール・アラブストリート」 上山恵三
●田舎電車に乗ろう 18「松山の温泉電車」 伊達 哲也
●俺たちに明日はあるのか 38 「おむすびころりん」(前編) 小見憲
*フォトコラム
●「たまにとびうつる」 アビコノコ
*表紙画・巻頭言(三橋乙揶)
川風や コスモスの聲 黙るなり
去り行く夏を背中の汗は知っている。
巡ってくるのは季節の風。
淘汰されゆく植物群も諸々も、
儚い人間の命のように遥か彼方へと
押し流されて行く。
そして再び、
新たな息吹となって
この世に戻って来たその時に、
それらの魂は風となって、
川を下って行くのだろうか。
日時: 2010年02月09日 10:26
