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『高田渡とその父・豊の「生活の柄」』社会評論社より出版

☆今年も早師走ですね。この一年、私は何をしてきたのだろう?人並みにそんなことを思ってしまう年の瀬です。オバマさんには大いにがっかりし、鳩山さんもオバマさんみたいに失望させないで・・・と、柄にもなくそんな心配をしたりしている今日この頃ですが、それにしても姑・小姑の嫁いびりみたいなことをしている自民党さんは醜い限りでうんざりですね。
☆クリスマスにはもう縁がないと諦めていたら、老兵に嬉しいプレゼントが舞い込んで来ました。本誌に連載してきました『フォークソングの吟遊詩人 高田渡紀行』が、単行本として社会評論社という出版社から刊行されます。じつは前号の編集後記欄で、この本を街から舎で出すと申し上げましたので、土壇場で状況が変わった理由について、簡単に説明をします。
☆単行本化の話は、連載終了後、大手出版社の何社かに出版の検討をしていただきましたが、結局全て流れてしまいました。売れそうもない本は出せないという評価基準で弾かれたようです。で、腹を決めて「自主出版します」と前号で発表したのでしたが、捨てる神あれば拾う神あり、というコトワザはまだ健在だったようで、「この本、うちで出しますよ!」と名乗り出てくれた編集者がなんと存在したのです。私は老兵ですから、「出版は編集者が出したい本を作る仕事」という古い信条の持主です。なので、そんな熱意を持つ若武者のような編集者の出現に狂喜しまして、自主出版の旗はあっさり降ろし、社会評論社さんへ出版をお願いをしたわけです。
☆単行本のタイトルは『高田渡とその父・豊の「生活の柄」』となります。連載は取材を兼ねたものでしたから、読みづらかった点もあったのではないかとおもいましたので、単行本化するにあたっては大幅に改稿し、大河小説のように面白く読めるようにしました。ですから、『街から』の読者の方も、花嫁になった娘を見るつもりで、この単行本を読んでいただきたいと願っています。
☆定価千八百円。十二月二十五日発売予定で、神保町の三省堂や池袋・新宿のジュンク堂では平積みで置いてもらえそうですから、早く読んでみたいという方はこれらの大型店に出向いてください。なお、初版の稿料として現物支給を受けた分を当舎でも販売しますので、ご希望の方はお申し込みください。送料は負担します。
☆関連情報ですが、NHK教育テレビの「知るを楽しむ」という番組で、来年
二月、高田渡さんの話が四回にわたって放映されるとのことです。この番組を担当するNHK京都放送局のディレクターの方から、「企画の参考に読みたい」と連載記事掲載分をワンセットお買い上げいただきました。映像媒体と書籍のちがいをつぶさに確認できるいい機会と楽しみです。(本間健彦)

日時: 2010年01月17日 00:29