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三浦半島・三崎の名物鮪屋商店街

三浦半島・三崎の名物鮪屋商店街    本間健彦

☆先日、三浦半島の三崎へ行って来た。城ヶ島が目の前の漁港の町だ。本誌の兄弟誌『港町から』第2号〈浦賀・横須賀篇〉の取材で浦賀へ行った際、三崎で名物の鮪の定食でも食おうということになりスタッフと出かけたのだが、小さな港町なのにいつたい何十軒あるのだろうと唖然とするほど街じゅうが鮪屋だらけ。漁港の傍の市場も鮪の土産を売りにしている。だが、ウイークデーだったからか町中も市場も観光客はちらほらでこれでやってけるのかな……と余計な心配をしてしまった。聞けば、今は流通の関係で焼津(静岡県)に水揚げされる鮪が三崎に転送されているのだとか。それを「三崎鮪」と謳うのは今流行の産地偽装じゃないの?と文句言うほどの偽りとは思わなかったけれど、こういう街興しはさびしいなとは思った。地元編集委員の話だと(『港町から』は対象の港町の編集委員と協同作業で制作しているのが売り≠ナす!)「鮪もいいけれど、三崎には、シコ(カタクチイワシの別称)とか地ダコ(三浦だこ)の絶品があるのにあんまり知られていないのが残念だね。」とのことで、「打ち上げの時に食いにいきましょう」と約束してくれた。地産の食や情報にもっと注目したいですね。
(『街から』98号 2009.2.10)

日時: 2009年02月10日 17:29